おいたちの小箱&桐跳び箱発案者

豊田裕子(とよたひろこ)

おいたちの小箱のページへ


●おいたちの小箱発案のきっかけ
  
きっかけはなんとも些細なことなんですが、長女の1本目の乳歯が出かけた先で抜けたんです。その場でどうすることもできなかったのでとりあえずサイフに入れて持ち帰りました。
私の夫が桐材を加工する木工所を経営していたため、昨年の6月に会社をあげて桐製の小物を提案しようと取り組んだ時、私のサイフの中には、この年小学校6年生になった長女の乳歯が十数本、4つ年下の長男の物が3本のあわせて20本ほどの乳歯がコロコロしていました。何かきちんと収めておける物があれば。。。と常々思っていたもので、乳歯の他にもへその緒と母子手帳を収め、子供が巣立っていく時に贈ることのできる一生の思い出箱をと、提案しました。
●製品としてできあがるまで
  
発案した時、社長である夫は「え゛っ」。工場長は「う゛っ」という反応でした。これは母性を持つ女にしかわからない感情なのかなと感じました。けれど、社長の妻の権力を利用し(笑)、製品化を推し進めました。売れる商品を開発することも大切ですが、子供1人1人が本当の意味で大切に育てられ愛情を注がれ成長していく環境の手助けをしたいと。近年、幼児虐待、青少年の暴力事件が相次ぐのは何故だろうと考えた時、子供たちが本当に必要としているものは何かが見えてくるのではないかと思います。
●最後に一言
  
「おいたちの小箱」は物で言えば、単なる乳歯とへその緒と母子手帳を収める箱にすぎません。けれども私が「おいたちの小箱」に収めたいのは物ではなく“心”。親と子で築く“絆”。目には見えないそういうものを「おいたちの小箱」に綴りたいと思います。親から子への一方通行ではなくキャッチボールをするように1日1日を過ごしながら、我が子の成長に目を細める。そんな心豊かな子育てをおいたちの小箱に綴りたいです。
桐の箱は本当に大切なものを収める箱。そしておいたちの小箱は1人に1つの大切な綴り箱だと思っています。

[ staffonly ]

« 当店の民芸家具職人| 階段飾り棚×2+ガラスプレートの3点セット »



 
 
Copyright 2000-2008 KAGUNOSATO Co.,Ltd. All rights reserved.